まずテクニカル分析の説明をする前にチャートの見方から説明します。
基本的にチャートは一定期間の値動きをわかりやすくビジュアル化した「ローソク足」が使われます。
ローソク足は、形状が「ローソク」に似ていることから「ローソク足」と名づけられました。
始値・高値・安値・終値の4つの価格から成り、始値と終値で本体部分の柱が描かれます。
始値より終値が高い白いローソクを陽線と言い、始値より終値が低い青いローソクを陰線と言います。
本体の上下に細い針金のような線が付いていますが、これを「ヒゲ」と言い、
上ヒゲは高値、下ヒゲは安値を表しています。
ローソク足を見るポイントはローソク足1本が表す期間を確認する事です。
一般的に使われるのは日足(ローソク足1本が1日の値動きを表す)や
週足(ローソク足1本が1週間の値動きを表す)
月足(ローソク足1本が1ヵ月の値動きを表す)等です。
下記のチャートは2009年3月から2009年5月までの米ドル/円の
3ヶ月間のチャートでローソク足は日足です。
つまりローソク足1本が1日の値動きを表している訳です。
このチャートでは陽線が白、陰線が黒で描かれています。
上記はFXプライムのチャートを使用しています。