金利と為替の関係                            

ここでは金利と為替の関係について説明します。
日銀やFRBなどの各国の中央銀行が決める政策金利と呼ばれる国の金利があります。
日本の場合はオーバーナイト金利が政策金利になっています。
国の金利が上がると、その国の企業や政府にお金を貸し付けると高い金利が得られるので、
多くの投資家がその国の投資をします。
するとその国の通貨の需要が高まるので、通貨が高くなるのです。
逆に金利が下がると、その国の通貨の需要が下がり、通貨が売られ安くなるのです。
 
つまり金利が上がると通貨も上がり、金利が下がると通貨も下がるという事です。
 
例えば、日本とアメリカの金利が2%で同じだったときに、
日銀が金利を0.5%下げることを決めて、1.5%にしたとします。
すると、投資家は、日本に投資するより、アメリカに投資したほうが利回りがいいので、
日本から投資を引き上げて、アメリカに投資をしようとします。
そのとき、円を売ってドルを買ってアメリカに投資をするので、円の需要が下がり、
ドルの需要が上がります。なので、ドルが上がって、円が下がるのです。
 このように世界のお金は金利の高い方へ動く傾向があります
(ただし、新興国で超インフレのため金利が高いというようなケースは除く。)

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