MACDとは「Moving Average Convergence/Divergence Trading Method」の略で、
日本語では移動平均収束拡散手法と言います。
MACDはトレンド系のテクニカル指標でトレンドの強さやトレンド転換を確認する指標として
大変重視されており、一部根強い人気を持つ指標です。
トレンドの転換点では有効ですが、もみ合い相場ではダマシが多くなる特徴があります。
サインの見方はいくつかあるのですが、ここでは代表的な2つを紹介します。
見方は簡単です。
◆MACDの線がシグナル線を下から上にクロス(ゴールデンクロス)すると買いのシグナル
◆MACDの線がシグナル線を上から下に(デッドクロス)クロスすると売りのシグナル
2つの線がクロスする角度が直角に近い程、シグナルは強くなる傾向があります。
下記のチャートは上部が米ドル/円の日足チャートで下部がMACDのチャートになります
上記はFXプライムのチャートを一部加筆したものです。
MACDは非常に優れたテクニカル指標のひとつで、
世界中の投資家に利用されていますがMACD一つで全ての相場の動きを予想するのは困難です。
MACDとオシレーター系のテクニカル指標を組み合わせて使うのが一般的です。
また上記では日足チャートを使用していますが幅広い期間で使用できますので、
ご自身にあった投資期間で試してみてください。